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  • 2020.06.23/スタッフ時々日記 

    日本の伝統的な格子戸

    格子戸ってご存知ですか?

    その名のとおり縦・横の木材が “格子” 状に組まれた引き戸のことです。

    格子戸は、昔から日本の住宅にも取り入れられてきた和のデザインのひとつ。
    その特徴的で美しいデザインは多くの種類があり、そのひとつひとつに名前がつけられているそうです。

    風情のある街を歩いたり、レトロな日本家屋や旅館などで目にすることもあるのではないでしょうか?
    格子戸は、気温と湿度の高い日本の夏に最適な機能と、そのデザインが日本の美意識とマッチして、まずは京都の町家で流行したそうです。
    それから、次第に全国各地へ広まったといわれています。

     

    格子戸は目的や機能、そして地域に合わせて多様に変化し、
    例えば「連子(れんじ)格子」とよばれる竪子(格子の竪(タテ)の木)が細かく入っているデザインのものは、中から外はよく見え、外から中は見えにくいという防犯機能を備えた格子戸。

    竪子が特に密に入っているものは「竪繁(たてしげ)格子」ともよばれ、
    長野県下諏訪地区の宿場でみられる独特の様式・名称なのだそうです。

     

    「横格子」とよばれる直線に伸びる格子ラインが特長のものは、
    縞模様の視覚効果で、横縞に幅を広く見せる効果があるものなど、さまざまな種類があります。

     

    日本古来から伝わる木組の技術を使った美しい建具であり、木本来の美しさを最大限に表現し、
    採光や通風にも優れた『格子戸』。

    街で見かけた際は、その伝統的な技術と和の趣を感じてみてくださいね(^-^)