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2016年の記事一覧

  • 負ける建築
    2016.07.17

    今日の新聞に東京オリンピックのスタジアムを設計された建築家の記事が出ていました。ご承知のとおり、スタジアムは当初イラク出身のザハ氏の設計案となっていましたが、紆余曲折を経て設計者が変更になりました。新しいスタジアムを設計するにあたって、「負ける建築」「コンクリートから木へ」ということを考えたとのことです。負ける建築とは建物(スタジアム)が主張するのではなく、周囲の風景に馴染むスタジアムにするということ、周囲との調和、自然との調和が肝だそうです。この記事を読み、ようやく我々の家づくりの考え方に著名建築家も近づいてきたか・・・^^; と感じました。 東京にどんなオリンピックスタジアムができるか今から楽しみです(^^♪
  • 月末の上棟を待つ
    2016.07.16

    基礎が出来上がり月末の上棟を待つ現場です。1日で何もない空間に建物が出来上がる様は感動すら覚えます。土台となるヒノキの木材は防蟻処理をし倉庫で乾燥中。夕方には上棟式が無事執り行えるよう現場監督は現在段取りで大忙しです^^;
  • 風の通り道は大事だと改めて実感^^;
    2016.07.12

    選挙が終わりました。投票には行かれましたか?私は人生初の選挙立会人を拝命し、開票に立ち会ってきました。開票場所はとある古いホール。かつてはコンサートも行われた場所です。コンサートが行われるため建物の気密は万全。入り口の扉も大変重厚な作りになっており、ホールから一歩出れば中の音は聞こえない作りになっています。ここで問題が・・・。会場が古いせいなのか、経費削減のためかわかりませんが、エアコンの稼動はなし。そのため何百人も作業する会場は蒸し風呂状態です。窓は全開にしてありましたが、そもそも風を通すための窓としては設計されていないので、風も全く無し^^; とにかく風が通らないので、みなさんの熱気が逃げません・・・。気密が高く、風の通りが悪い場合、エアコン無しだと苦しいです・・。普段生活する場所においては気密・断熱・風の通りを考えたバランスが大事だな、と開票の立会いをしながら思った次第でした・・・。

  • 場所のチカラ 建築のチカラ ヒトの力
    2016.07.07

    この度、神在月に全国の神様が降り立つ「稲佐の浜」近くの海岸線にテナントを建築することになりました。現況は放置された荒地です。地主さんも荒地がキレイになり、オシャレな建物が出来るということで大変喜んでいただきました。一方でご近所さんからは、こんな場所で大丈夫?と心配していただきました。ただロケーションは最高、建物もオシャレ、さらに運営者の情熱の三本の矢で全国から出雲大社にお見えいただく神様に「おっ?」と感じてもらう場所になると考えています。
    現在、カフェの入居は決定済。あと2店舗程度(20坪前後の建物)を考えています。我こそは、と思う方、一緒に如何でしょうか?
  • 見えないところも丁寧に(^^♪
    2016.07.06

    仕上げを施すと見えなくなる下地のボード。何枚も下地として重ねあわせていきますが、窓枠の端には、ボードの切れ目がこないようにしています。何故か?窓を開けたり閉めたりする振動で、ボードの上に貼ったクロスや塗り壁はどうしてもヒビが入りやすくなります。ボードの継ぎ目が窓の下にあるとよりヒビが出やすく・・・。そのため、窓の下はボードの継ぎ目が来ないようズラして施工をしています。先日も塗り壁のメーカーの方が現場を見に来られ、隠れてしまう部分の柱の太さや、下地の施工を褒めていただきました!(^^)! 現場監督、設計、協力業者さん、みんな頑張っています。