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~2015年の記事一覧

  • 縁側のチカラ
    2015.05.19

    縁側は建物の外周にあって、季節や天候に応じて建具を開閉することでソトになったりウチになったりする変幻自在な場所です。また庭を見ながら縁側に腰掛けてスイカを食べたり、花火をしたり、家族団らんの場所、近所の人が気軽に訪れる社交場、子供の遊び場としても使われます。さらにもう一つ、障子を通して室内に採光、換気を供給する場所でもあります。縁側は建物の皮膚にあたる空気層になっていますので、夏の日差しを遮ったり、冬の寒さを和らげたりする働きもある・・。こうしてみると、縁側には自然との「縁」、社会との「縁」、家族同士の「縁」という3つの関係性を取り持つチカラを持っていることがわかります。最近の建築からは縁側はめっきり見なくなりましたが、色々な縁が薄れつつある昨今と関連しているのでしょうか(ーー;)
  • 介護リフォーム
    2015.05.18

    畳をフローロングに張替えしました。出雲市には介護のためのリフォームには補助金があり、ケアマネージャーの了解のもと、介護のためのリフォームをすると補助金が出ることがあります。介護が在宅での方向に向いている昨今、補助金を利用しリフォームする方が増えてきています。
  • 今日は地鎮祭でした”^_^”
    2015.05.16

    今日は地鎮祭でした。とってもこだわりのあるステキなお家が9月末には完成する予定です。安全・確実な仕事で頑張ります。また随時アップしていきます~(^^♪
  • 木の家をつくることは、街に森をつくること
    2015.05.16

    森林は大気から二酸化炭素を取り込み、固定・貯蔵します。それは家を作るときに加工され木材になっても同様。長持ちする家を作り、長く住めば二酸化炭素は長期間貯蔵されます。これが「街に森をつくる」所以です。製造時に必要なエネルギーも、木材を1とするなら鋼材は191、アルミは791と木材は格段の少なさです(^^)
  • 広さと深さ・・・
    2015.05.15

    小さくても広く感じる空間、20畳以上の大きさなのに狭く感じる空間・・。設計の達人は「深さのある広さ」を作り出します。窓が大きく、遠くまで見渡せ、天井が高ければいいか、というとそんなに単純なものでもありません。手練れのプロが設計すると、小さな敷地、小さな建物でも、深く、広さを感じる建物に仕上げることができます。その肝は「たまり」。重心が大事と言われます。また目線の抜けも重要です。「たまり」・・・なんだかわかったような、わからないような言葉ですが、いい家を見ると、これが「たまり」ってやつか・・・と何となくわかるから不思議です。